小さな靴と大きな夢

子供の発達に悩むお母さんたちに見てほしい理学療法士のブログです。専門は呼吸器ですが親子ともに身体管理も一緒に書いていこうと思います

待~つ~わ ♪いつまでも子供の為なら待つわ ♪

 

f:id:reharhythm:20170407231807j:plain

 

こんばんわ!

管理人のこっきゅんです(^_-)-☆

 

さて…ブログ初めてから二日目ですね…桜がやっと咲いてきましたが雨で散りそう…

季節の移り変わりが大好きな僕ですがこればかりはどうしようもないですね…

タイミングというものは後から後悔しても間に合いません…今やれることをしっかりと行っていきたいと思います。

 

 

今日のテーマは発達障害についての知識ですね (^^)/

発達障害といっても様々ですが、一般的には脳性麻痺ダウン症などの脳や遺伝子疾患は含みません。つまりASD自閉症スペクトラム障害ADHD注意欠陥多動性障害などですね。

 

障害? 障がい?

ちなみに…

日本では最近言葉に敏感で「障害」という熟語を使わない傾向にあります。

そうです…「障がい」と書くのです。

また障碍と書くこともありますね。

つまり「害」という字により、社会的に見て害がある人という様に感じる方がいらっしゃるからという事ですね。

僕は今、重心障害児(者)施設に勤めていますが普段関わる方が社会的に害があるなんて思いません。むしろ裏で愚痴りあうスタッフや若いスタッフの将来を考えきれない上司の方が自分勝手で疲れます(愚痴ってしまいました…)。

反対に利用者は心から素直に接してくれますので自分の心が洗われるようです(^^)。

そりゃあ涎(よだれ)がついたり便がついたりすることはありますが…(*_*)

そんなものは洗い流せばすぐに済みます。

心の傷はなかなか洗い流せませんからね…

心施設は楽しいですよ(^_-)-☆

興味がある方はコメントでも下さい(^^)/

 

また、依然聞いた話でNHKは今でも「障害」と伝えているそうですね。

社会的に害がある人…ではなく、社会の不公平という害に立ち向かってる方々…

と捉えているようです。不祥事で叩かれているNHKですがその信念に僕は賛同します!

大切なのは自分が持つ社会に流されない信念であると思います。

 

話が少しそれましたが…

そうです…障害についてですね…

 

f:id:reharhythm:20170407233254j:plain

ASD

以前はアスペルガー症候群自閉症の2つを合わせてPDD(広汎性発達障害)と言っていましたが、現在ではASD自閉症スペクトラム)と統一されました。

簡単に説明すると、知的な能力が正常範囲以上で、言語発達の遅れもない方をアスペルガー症候群言語発達に遅れがある方を自閉症と呼んでいました。

 

ASDには、「社会で必要な3つの能力」に問題がある場合が多いといわれています。

1)コミュニケーション能力:会話を通して意思を伝える能力

 ・言語発達の遅れ
 ・早口の絶え間ないおしゃべり:相手の気持ちを推し量る事が苦手で、会話が成り立ちにくい
 ・空気が読めない:みんながわかると思っていることに理解が及ばない

 

2)想像力:他人の心を想像する能力

 ・相手の立場になって考えることが苦手
 ・環境や立場などの変化への対応が苦手

 

3)社会性:他人と関係をつくる能力
 ・他人との関係をうまく作っていくことが苦手で、消極的であったり自分を出すことが苦手

 

であったりします。


また、五感や触覚の感覚過敏や鈍感、偏食を認めたり、筋肉の緊張が低く、感覚の問題も重なって運動が苦手であったりします。

僕は理学療法士ですので、感覚の問題に対して感覚統合や筋緊張へのアプローチを行ったりするわけですが、経験上では上記の能力不足が強い子供は、運動も苦手であることが多いように感じます。特にお腹が柔らかくて内臓が下に下がり気味で上部の胸郭が少し凹んでいる子供をよく目にしましたね。

あくまで経験上ですのでそうじゃないという意見もあるかとは思いますが…

 

このASDをもつ子供に対しては無理に何かをさせようとするうまくいかない場合が多いです。変化が苦手で、ルールの理解も苦手ですので、まずはできることを増やしながら、「できる、わかる」という成功体験をたくさん積ませることが必要です。まぁこれはASDの子供に関わらずですが…

うまくいかないときも焦らせず、じっくりと子供に向き合いながら、時には立ち止まって子供が自分からやり始めることを待ちましょう。そうすれば自分からまたやり始めることも多いです。うまくいかない時は課題の難易度を下げたり、内容を分割しましょう。部分的にでも出来ればそれが成功体験につながります。

 

ADHD

衝動性・過活動・不注意という症状が特徴的です。

1)衝動性:結論なしに喋りつづける、他の人が話しているのを割って喋る、順番を待つことが出来ないなどです。

ex)滑り台の順番を待たずに友達を追い越して滑り出す。それなのに「すごいでしょ~」と友達に自慢したりする

 

2)過活動:じっと座っていることができない、絶え間なく喋り続ける、黙ってじっとし続けられないなどです。これが小学校に上がる子を持つ親御さんが一番気にする課題だと思います。

ex) 授業を椅子に座って受けることができず、教室を歩き回ったり廊下に出たりする

 

3)不注意:簡単に気をそらされる、細部をミスする、約束したことをすぐに忘れる、ひとつの作業に集中し続けるのが難しいなどです。
ex) これから学校へ行くのに、落ちていたおもちゃで遊びだす

 

これらに対しては、本人が集中しやすい環境を整えることが必要です。

ex)・話題を固定せずに、興味が続くような話をする。

 ・これから向き合う課題にどれくらいの時間を要すのかを先に示して、その時間まで頑張ることを子供と話し合う

 ・家はこまめに片づけ、子供の視界に気になるものが入らないようにする など

 

 

これらの発達障害の原因としてはまだ確定した根拠がなかったと思いますが、脳機能の未発達が原因であり、単に子育てによる問題が原因でないことが明らかになってきています。

親御さんは自分を責めないことが大事であり、またできないことを頑張るよう子供に押し付けない事、焦らずに一呼吸置きながら子供とじっくり向き合う事などが大事になってきます。子供は能力に差はあれど大きな夢を持って大きくなっていきます。

子供の成長に限界を決めず、じっくりと子供と向き合ってほしいと思います。

 

 

今日はこれまで…

次回は本職の呼吸器のことでも書きたいと思います。

初めてなんでわからないですけどレス違いになるのかな?

ぼちぼち書いていきますので叱咤激励お願いしますね!

 

  

 

 

 

目 と 目が 通じ合う~♪♪

f:id:reharhythm:20170407003641j:plain

  

こんばんわ!

管理人のこっきゅんです。

 

いよいよ新年度が始まり初めてのブログに挑戦です(^◇^)

昔はネガティブだった僕ですが今は何事にも挑戦するようになったのはこれまで理学療法に関わってきた可愛い子供たちのおかげだと思います。少しでも恩返しができるように不安な生活を送っている子供、親御さんを支援していきたいと思います。

 

さて…いよいよ想いを吐き出していきましょう!

 

 

親の心配は尽きません

発達障害の子供を持つ親御さんが気にするのは

・子供が言うことを聞いてくれない…

・子供がうまく友達と馴染んでいけるのか、うまく生活を送ってくれるか心配…

・他の親御さんからの目が気になる…

・自分や相手方のご両親から育て方が悪いと言われる…

など様々だと思います。

しかし実は子供の心配というより、自分の子育ての仕方がどう思われているかを気にする問題もこの中にはあります。

子育ては各家庭で違います。怒ることが多い家庭、褒めることが多い家庭、うまく子供を放置する家庭…

何が正解かはわからないです。しかし大事なことは子供は親を見ているということです。そして何より子供は親からの愛情を欲しがっています

 

周りからの目が気になるのは、自分の子育てにどこか自信がないからです!

 (自信満々なのもどうかとは思いますが…)

ですから自分の子育てを評価しようとすることはあまり良い事ではありません。

もちろん夫婦で話し合ってどう育てていくか話し合うことは必要です。

しかし人間は不安などの否定的な感情を脳にインプットしやすい動物です。

だからこそあまり考え込みすぎず、子供に愛情をたくさん注ぐことを考えたほうが負担は減るものです。

 

f:id:reharhythm:20170407003728j:plain

 

 

愛情の注ぎ方

愛情の注ぎ方は千差万別です。もちろん、じいちゃん や ばあちゃん のようにおもちゃやお菓子をいっぱい買ってあげることが愛情を注ぐこととは限りません。

親から子供への愛情は褒めること、怒ることなどの関わりです。

 

大事なのは子供に接するときの親の態度です。褒めるときや怒るとき、あなたはどんな姿勢で向かっていますか?

先ほども書きましたが子供という生き物は親をとても見ており、特に親の表情を見ています。

しかし同じ目線に立ってお互いの目がしっかり合わないと、言葉と態度がかい離することがあります。ですから

 

子供と接するときは子供の目線に合わせるという事がとても大切です。

 

キッチンに立って遠くから褒めても言葉でしか伝わりません。

子供はもっと褒めてほしかったと負の感情さえ抱いてしまいます。

少しだけ手を止めて、子供の目線に立ってみませんか?

褒めるときは同じ目線でしっかりと褒めることが必要ですし、怒るときも上から目線でなく子供の意見を聞きながらしっかり話し合うことが大切です。

 

また、子育ては感情ですべきではないと思いますが、それでもたまにはプッツンしてしまうこともあるでしょう。

大事なのはそれで終わってしまわないことです。感情だけで子供と関わるのではなく、一呼吸おいて子供と話し合います。もちろん同じ目線に立つことが必要です。

必要なら場所を変えるなどの環境の変化も有効です。

特にベランダや外に出ると、環境の変化で子供は落ち着きやすいことがあります。

  

普段の生活の中で子供は親を見ているという事を気にしながら、子供をどう育てるかではなく、親としてどう関わったら子供に愛情が注げるかを考えるといいと思います!

 

 

今日はこれくらいにして今度は発達障害についての知識などを書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました<m(__)m>

これからもよろしくお願いいたします!